体重増加

体重が増加している。

直近の体重は63.4キログラムで、身長170センチの人間としてはほぼ標準体重ではあるのだが、私にとっては生涯最高水準。体脂肪率も20％程度なので、平均よりはやや高め。もともと何のスポーツも真剣にやったことのない人間なので、体重が標準に近くなる時点であまりいい傾向とは言えない。

しかも、去年の今頃は57キロ程度なので、1年で5キロ以上増えていることになる。大学生のころは50キロを切っていたことを考えれば、そろそろ見過ごせない水準にかかってきたように思う。

先日、実家に帰った時も「太った」と言われたので、目に見える形で影響が出ている模様。

そんなわけで、ここ数か月体重と食生活を記録していたのだが、どうもなかなか体重が減らない。
食生活も、それほど大食をしてるわけでもないのになんでだろう、やはり年を取って代謝機能が衰えてきたのか、と思っていたが、今日どうやらその原因に気が付いた。

週一回くらい休肝日を設けているのだが、それ以外はほぼ毎日のように飲酒している。500ｍｌ缶を1日2、3本飲んだりするので、そうなると500キロカロリー以上、酒だけでとっていることになる。こういう生活を続けていれば、じわじわと体重が増えてきても不思議はない。食べ物は逐一記録しているが、酒はあまり意識していなかったので盲点だった。（まあ、酒で太るのはよく言われる話なので、当たり前かもしれませんけど・・・）

酒と体重について考えるたびに思い出すことがある。

私は、新入社員のころ、工場見学で某ビール工場に行ったことがある。その時、その某ビール会社の人が

「ビールを飲みすぎると太ると言われますが、そんなことはありません。ビールを飲むと食べ物がおいしくなって、食べ過ぎてしまうから太るんです。ビールそのものでは太るものではありません」

と力説していたのだが、その某ビール会社の人が見事なまでの「ビール腹」で何の説得力もなかったという思い出である。（ビール腹と言うのもビア樽の形状から連想された言葉だという説もあるようだが・・・）

それはそれとして、γ-GTPもじわじわと上がってきていることを考慮すると、過度の飲酒がよくないことは明白である。

そんなわけで、健康診断が12月に控えているので、しばらく禁酒をしてみようと思います。ただし、付き合いで飲む場合は致し方ないので普通に飲む「緩い禁酒」をやってみようかと。