KJ-monasouken’s diary

昔「モナー総研」と言うスレ紹介ブログやってた人のブログ。いまはTwitterの活動がメイン。

采配/50代を超えても30代に見える生き方/TOEICテスト280点だった私が〜


采配

采配

名選手かつ名監督と言えば、昔は川上哲治、少し前は野村克也と言うあたりだろうか。多分、落合もその候補には入ると思う。


大学時代に一度野球をやめているせいか、体育会的な発想に毒されておらず、非常に現実的な考え方をする人だな、と言う印象だった。「采配は結果論」「すべての仕事は契約を優先する」「監督は嫌われ役でいい」あたりによく表れている。

「『リーダー不在の時代』ではない」の項では社会批評的なことも書いているが、なかなか鋭い。

何らかの問題が表面化して企業責任を問う際にも、最も大切なのは問題が起こった原因を徹底的に調査し、二度と同じような事が起こらないようにするにはどうすべきかを考えていくこと。被害を受けた人がいるのなら、その補償やケアを早急にすることだろう。だが、メディアの目はその時の経営陣のパーソナリティに向く。責任は企業の体質にあったのか、過去の経営人が水面下でやっていたことなのか。そうした原因を探る前に、とりあえず今の経営陣を世間の目にさらして「あなたに経営する資格があったのか」と罵倒する。
そして、最後には決まって「あの人ならこんなことにはならなかったのではないか」と一定の功績を残した過去のリーダーの名をあげ、その人と比較したりする。こうしたことが続くようだと、どんな世界でも実力はともかく、メディア受け、また一般受けするような人材しかリーダーにならなくなってしまう。それで組織は前進できるのだろうか。

しかし、選手を指導するのはうまいのに、子供の指導は・・・(この本の中にもあるが、妻にまかせっきりだったらしい)


50歳を超えても30代に見える生き方 「人生100年計画」の行程表 (講談社+α新書)

50歳を超えても30代に見える生き方 「人生100年計画」の行程表 (講談社+α新書)

今の50代、60代の人は割と若々しい人が多いが、この筆者は写真を見る限り特に若く見える。

内容的には、早寝早起き、腹六分目、薄着、たくさん歩く、感謝の気持ちを大切にするなど、割と昔から言われてたことが多いようではあるのだが、それをどこまで忠実に実行できるかがカギなのだろう。


TOEICテスト280点だった私が半年で800点、3年で同時通訳者になれた42のルール

TOEICテスト280点だった私が半年で800点、3年で同時通訳者になれた42のルール

今回は、妙に長いタイトルの本が多くなった。半年で280⇒800点と言うのはすごい伸び率だ。
ただ、本を読むと実際にはそれまでに外人とルームシェアしたりして日常会話したりしてるようなので、最初に受けた時は試験慣れしてなくて低い得点になったということではないかと言う気がする(もしかしたら、マークミスとかかも?)


それにしても、学習を続けるための動機づけと目標設定が語学の習得には大事なんだな、と言うことが良く分かる本だ。この本の筆者の場合、通訳になりたいという気持ちの強さが全ての不利な材料を挽回したようで、勉強の方法自体にはやはり王道はないように思えた。


それにしても、留学経験がなくても英語ができるようになれる、と言うのは心強い。私も、以前通訳の仕事をしてる人と話す機会があったのだが、その人の場合は「NHKラジオ講座を中学くらいから毎日聞いてたこと」が一番役に立ったそうで、留学経験が長いほど英語ができると言うものでもなく、心がけ次第だと思う、とのことでした。