会計HACKS！など

会計HACKS!

先日、「男で家計簿をつけるのは珍しいらしい」と言う風に書いたが、どうも、家計簿をつけるのを単に節約的視点でしか見てない人が多いからそうなるんじゃなかろうか。

自分の場合、家計簿をつけるのは投資のタネ銭を確保するためなので、別に目的もなくため込んでいるわけではない。そりゃまあ、漫然と普通預金にするためだったら節約する気なんかなくなると思うが、後々複利計算で大きく響いてくることを考えると、無駄遣いする気は無くなってくると思う。そんなに消費を切り詰めてるわけでもないし。

その点、この本はChapter5「投資HACKS！」以降、投資の視点を組み込んでいる点が評価できると思う。

反面、著者が二人のせいか、本の中で矛盾する記述もある。「小銭を数えない「おさつルール」で運用」と「ラテマネーを「見える化」する」は矛盾する発想ではなかろうか、と。

あと、「家計簿作成を人に頼む」と言うのは賛同いたしかねる。と言うのは、世間では家計簿作成を配偶者に頼りきりで、自分で稼いだ金なのに管理権を配偶者に握られてこづかい制、と言う意味不明な状況に陥っている男性が多いようであって、そんなのは目指すべき姿とは思えない。そんなに自己管理できないんだろうか？

35歳からの仕事の教科書

まあ、ためにはなった。