目から鱗
先日から、ちょっと思うところあってコンタクトを入れるようにした。
自分もよく知らなかったのだが、コンタクトを入れる時には眼科医の処方箋が必要で、しかも自分で付け外しができるようにならないとダメらしい。
最初にコンタクトを入れてもらう時もえらく難儀した。何しろ、目に物を入れられるわけだから、頭では特に危険はないと分かっていても反射的に目が閉じるのである。
やってみて初めて分かったが、思いっきり眼をひんむいて入れるくらいでないと入らない。瞼が閉じるとまたやり直し。
最初に眼科医に行った時にはコンタクトが入れられず、次に行った時にようやくコンタクトを入れてもらって眼科医に処方箋をもらい、自力で付け外しができるようになるまでさらに一日かかった。
1dayタイプのソフトコンタクトなので、つけるのに何度も失敗するともう使えなくなってしまう。
最初に比べると大分つけるのが上手になってきたと思うが、それでも何枚か無駄にしている。
しかし、ソフトコンタクトというやつ、完全に透明なことを除けば魚の鱗によく似ている。
「目から鱗」とはよく言ったものである。
「目に鱗が入ったのと、落ちたのはどう見分けるんだ?」と言ったのはかの星新一だが、つける前と後で全く視界が変わるのが面白い。眼鏡と違って視界も広いし。
まあ、最初にメガネをかけた時の衝撃も相当なものだったが。