KJ-monasouken’s diary

昔「モナー総研」と言うスレ紹介ブログやってた人のブログ。いまはTwitterの活動がメイン。

有給休暇で京都に帰る。

前回の日記で書いたとおり、金曜日に有給が取れたので、京都に帰ってました。

いつもどおり、東京駅方面に向かいますが、今日は会社でなく、新幹線のホームに向かいます。

平日なので、「ああ、いつもならあっちの方で仕事してんだな」と思いながら写真を撮った。

実を言うと、この前日たまたま会社のグループで飲みに行ってまして、その時関西出身の上司から「京都で美味しい店があったから親御さんと行って見るといいよ」と言われてたのでした。


で、実家についてから家に居た父親に「明日、ご飯食べに行かない?」と言って見ると、父は

「明日(土曜)は人間ドックに行く予定でなあ・・・検診が終わるまでは食事したらいかんのや」

人間ドックと聞いてやや不安に思ったが、別に体が悪いわけでなく定期的に検診に行ってるとのことだった。お蔭様でうちの父はそれほど大きい大病はしていないが、キチンと検診に行ってるからでもあるんだろう。

その後、母親が帰ってきたので誘ってみると、空いているとのことなので二人で行ってみることにした。

「私、今年で還暦やねん。お祝いやと思うことにするわ」と言われたのでちょっとしみじみした。還暦かあ・・・確かに亥年生まれだったしなあ。

「俺の誕生日も近いし」「そうやなあ」私の誕生日は3月5日なので、できる限りそれに近い日と言うことを意識して有給を取ったわけです。


とりあえず、土曜に予約を取って行ってみた。

「あんたと二人で出かけるのも珍しいね」

そうだろうなあ。本当に子供のとき以来かも。今は東京に移って来てる上に、いい年した男が母親と一緒に居るのは気恥ずかしい。
私くらいの年になると、まあそれはそれでいいかとも思う。もう既に年収等の生活力で言うと自分の方が上だろうし、これは親孝行と言うものだろう。

教えてもらった店は、なかなか良かった。京都市役所の近くにあるのだが、京野菜を使ったフレンチらしい。

1800円で前菜からスープ、肉料理、デザートまで一通り食べられる。東京ならもっと高いだろう。

デザートのプリン。これが一番美味しそうに見える写真が撮れた。

母親も喜んでくれたので、良かったと思いました。

まあ、私はどちらかと言うとそんなに親には手を掛けさせてない良い子だと思うのですが、さりとてそんなに親孝行もしてなかったのですね。

人間、30を超えると自分のことだけじゃなくて周りのことにも気を使わないとなあ、とも思うのでこういうことはキチンとするべきだなあ、と思いました。

「あんた、こういうことを教えてもらった人にはちゃんと報告せんとあかんよ。あんたはそういうところええ加減やし・・・」と耳の痛いことを言われた。


帰りは、京都駅まで送ってもらいました。父が、「電車賃」と言ってお金をくれた。
「いや、俺、別に金に困ってないけど・・・」とも思ったけど、断るのもなんだし、内心頭をかいて受け取った。

まあ、また別の方法で還元するしかないな。

明日で32になろうと言うのに、親との関係はなかなか変わらないようです。