KJ-monasouken’s diary

昔「モナー総研」と言うスレ紹介ブログやってた人のブログ。いまはTwitterの活動がメイン。

血液型の歴史(世界史)

前回の記事を受け、血液型性格判定について。

[04/09/14-23:48]
血液型の歴史(世界史)

14 名前:が@Mたんちゅき p3173-ipad04fukuokachu.fukuoka.ocn.ne.jp[sage] 投稿日:04/01/15 04:40
血液型といえば、各地の血液型の分布を調べることで、
人間の移動の歴史を探るというエッセイをアシモフが書いていた記憶が。

バスク人などの血液型に見られる民族大移動以前のヨーロッパ人の構成とか、
アメリカ先住民の血液型にみる、モンゴロイドベーリング地峡から新大陸にわたった時期とか、
太平洋の島々の人々の血液型とか。

# ちょっとスレ違い気味のような気もするけれど。


15 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:04/01/18 09:32
血液型で性格を分類できるという神話を信じているのは日本人だけです。


16 名前:( `_ゝ´)‮水‭ ◆TCygujgOWY [sage] 投稿日:04/01/18 14:53
>>15
血液型の正確判断は確か日本人が開発したんだよな。


24 名前:世界@名無史さん 投稿日:04/01/20 01:51
血液型分類を政治思想などに絡めることもよくあるな。
ハイデルベルグ大学のデュンゲルン博士はドイツ人と外国人、その他様々な動物の
血液型を比較して、「東洋人は白人よりもB型が多く、B型血液はチンパンジー
以下の動物に多いことから、東洋人はチンパンジーに近い」などとほざいておりますた。
1910年ごろのお話。


47 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:04/01/20 22:31
1番シェアの少ない血液型の性格が差別の対象になるんじゃないかと思うんだが・・・
AB型の性格ってどんなレッテルを貼られているんだろうね?

しかし血による差別というのは、血統にせよ血液型にせよ、何か特殊な説得力でもあるのか?
血液型占いは70年代以降に流行りだしたということだが、迷信をおいそれと信じ込めるような
社会・時代状況でもあるまい。
それが今日まで続くとは・・・


48 名前:山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM [sage] 投稿日:04/01/20 23:04
「あいつは○型だから仕方が無い」というように納得・安心出来るんじゃあ
りませんか。そう考えるとややこしい時代に人付き合いをする上では逆に有
益な存在だと言える。


49 名前:世界@名無史さん 投稿日:04/01/27 03:38
>>48
そう考えると、別に血液型でなくとも、民族や門地でも構わないはず。
しかしそんな態度をとると、まず差別だと非難されよう。
血液型は単なる差別とは異なる説得力を持たせていると考えられる。


53 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:04/01/27 18:12
戦後まもなくに日本人の学者が研究したときには相関関係があるとしたが、
サンプル数が少なすぎで関係ないこと判明する。でもなぜか、心理学の
入門書とかによく記載されている。


54 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:04/01/28 04:12
信憑性を高く感じる理由は何か。
天文と異なり、当人の内的な要素で占うからか。
ならば手相や骨相も同じくらい信憑性があると感じても不思議ではないな。


58 名前:世界@名無史さん 投稿日:04/03/01 23:16
血液型ってのは、輸血の必要性から血液を分析して発見されたってだけで
血液だけの分類ではない。身体を構成するすべてのたんぱく質の因子の違い。
実際、髪の毛、唾液あらゆるものから血液型は判別できる。身体を構成する
ものの成分の違いであるから、真っ向から否定するのも思考停止な気がする
な 逆に一切影響しないって方が不自然じゃないかな?
たとえば、自動車に例えると、遺伝子は仕様書や設計図、血液型は素材の違
いに相当するのでは?A鋼は粘り強く長期にわたり安定した品質だが強い衝撃
に弱い、B鋼は衝撃や曲げにも強いがさびやすいなど根本の気質、体質に多大
な影響は及ぼしてると思う。
大体あれって占いじゃないし、統計なんだよな、ただ法則や理論が発見され
てないから科学にはなりきれないが。
ちなみに気質分析に本格的に取り組まれたのは戦後のこと。戦争中、アリュ
ーシャン作戦で、輸血しやすくするため血液型別に編成された部隊があった。
編成変更前はどの舞台も大同小異だったが、再編後、部隊ごとに際立った違
いが表れた。日常、戦時、突発事項等で違いが著しいことに着目した軍医が
戦後研究を始めたのがはしりと言える。


59 名前:世界@名無史さん 投稿日:04/03/01 23:47

>>58
ちなみに科学的には体質と血液型の関連はあるが他にも多くの物質からも影響を受けるため血液型が体質を特徴づける可能性は極めて低い。
また体質が性格に関連しているかは科学的に解明されていない。
つまり血液型と性格を関連付ける科学的根拠もないが科学的には関連を否定するまでには至ってないというのが実状。
まあここら辺がこの問題が平衡状態になる原因ではありそうだが。

さっきたまたま見つけたんだが、ここなんかは的を射ている気がする。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~hiroshin/blood_type/reason2.html


60 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:04/03/02 00:08
>>47
A型は几帳面、B型はマイペース、O型は八方美人、AB型は二重人格とよく言われる。
で、血液型占い(?)の一般的評価はA>O>B>AB、
これは日本人の血液型の多い順。ま、結局はそういうことなんでしょうね。

>>58
その手の経験痩躯に基づく法則って当てにならないのよ。
人間は自分の見たいものしか見ない、覚えないので当たってることに集中して
外れてるときはきれいに忘れる。だからイメージ的には当たってる気がするだけ。
血液型によって免疫が云々も「血液型で差が出るなら・・・」という仮定の元で調べてたりするしね。



61 名前:58 投稿日:04/03/02 00:10
>>59
そうね確かに性格の味付けは育ち、教育、環境が多くを占めるが、複数ある
情報の中で何を取り捨て選択するのかってところに影響するんじゃないかな?
また同じ状況でどう反応するのか、それらが積み重なって性格、気質ってのが
形成されるのだけれど、完成された人間にもそれぞれに大雑把な分類も成り立
つだろうし、また国別の血液型割合も、異なった環境下での順応性、生存性、
また異性を捕まえる相性にかかわっているのではと思えるな


62 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:04/03/02 00:12
>60
まあ、そのあたりのことも >59 に書かれてるわけだが

どちらかと言うと「A型はこうだ」と先に認知することによって後天的にそういう因子を
自分で発生させるのが原因のひとつだと思うね。
たとえば、「O型はアバウト」とかがあるが、O型の人間はこの占いがあることによって
アバウトであることを許される節がある。
こういうここの因子が後天的に成長するのが原因のひとつにはなっていると思うね。

63 名前:59[sage] 投稿日:04/03/02 00:30
>>62
その点に関して漏れの考えとしては意識しているかしていないかに関係してくると思う。
たまに否定派の意見で暗示のような作用で無意識的に血液型性格診断通りの性格になるという意見があるが、意識しているならともかく無意識はさすがに納得し難い節がある。
それよりは一般的な血液型性格診断のあいまいな表現による誤解、勘違いといったものを用いた見解の方が妥当な気がする。
ちなみにあくまで無意識では難しいといっているだけで意識していれば影響を与える可能性は充分有り得ると思う。


71 名前:世界@名無史さん 投稿日:04/03/31 11:00
血液型って疑似科学の代表とも言われるように、一見科学的にも見える面
があるよね。もし権威ある人が、如何にも科学的根拠があるように説明
したら、否定的な人でも信じてしまうだろうね。正直自分も怪しい。

あと、血液には特別な、或いは未知の部分や効力あるいは神秘的な
所があり、他の類型論よりも一段上である、と思われてる部分がありそう。
これは世界的に見られるが、日本人は特に強いかもしれない。
東西問わず古代医術では血液は非常に重要な位置だったし、言葉的にも、
血縁、血族、血の儀式、良い血、悪い血、血は水より濃い、
最近でも、某教師の穢れた血発言とかあるし(w


86 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:04/05/05 03:06
しかし、たった四種類に性格が分けられると思うなんて、人間はそんな単純なものじゃないと
思うのだが、血液型と性格に相関関係があると思う人々はどう考えているのだろうか?


87 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:04/05/05 03:31
>>86
別に血液型性格診断が各々の人間の全ての性格を述べてるわけじゃないから、
別に4種類に分けているわけじゃないんじゃない?
それに血液型を、性格を形作る様々な要因の一つと考えるなら、
あくまで血液型別性格の要素が少し加えられるだけで、
環境とか遺伝子やらに邪魔されれば別の性格になってもおかしくないわけだし。
つまりたとえ遺伝子が同じでも環境が違えば違うところもあるし似ているところもある。
血液型性格診断もおなじ方向性で行ってるんじゃないかと・・・。


88 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:04/05/05 03:48
>87
どうなんだろうねえ。

ただ、科学的というには各血液型の代表する性格があまりにフリーサイズ過ぎるってのは問題だ罠。
二重盲検法で一度も調査されてないってのも不思議な話だ。それとも調査されてるのかな?誰か
知ってたら教えて。


89 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:04/05/05 06:27
血液型性格論に対する批判もなにもかも
何十年も前から果てしなく外出の議論ばかりなの

これでも見ておくれ
http://www.obihiro.ac.jp/~psychology/abofan.html


118 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:04/07/24 13:45
しばらく前までの血液型と性格の話というのは、たしかにトンデモ説に違いなかった。
統計的手法にも主観的な判断が入っているようだったし、血液型によって性格傾向が
異なるという論拠が欠けていたからね。

ただねぇ。とある日本のベンチャー系企業の50人くらいの事業所で半数以上がB型だと
いう経験を踏むとねぇ・・・人事部がなんかトチ狂っていたという可能性を検証してないが・・・
性格的傾向があったんじゃないかとも思ってしまう。

とりあえず、臨床医療データで血液型別の病気リスクの差がある程度確認されているよう
だし、ホルモンの分泌に関しても多少の事はわかってきたらしい。
ただ、何らかの傾向があるにしても、血液型の影響よりは、後天の教育とか成長環境によ
る影響の方が大きいと思う。
同じ血液型でもいろんなタイプの人がいるのも、これまた、確かな話だから。


まあ、人種の移動や交雑をみるのに、血液型的手法を使うのは、十分に科学的でしょう。
民族性の考察に利用したら、今のところNGで、電波扱いですが。


126 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:04/09/05 09:17
血液型と性格については、いろいろ統計がある。
統計を取ってみるとやっぱり違いは出るんだ、これが。統計学
初心者向けの本にも載ってたりする。でも、そういうデータは
「後天的な影響だ」(>>62)と反論される。実際、「血液型と性格の
関連性を信じる人の方がその血液型特有の性格傾向を示す場合が
多い」というデータもあった(ソースなし、適当に調べて)。
これについては「それぞれの血液型にはもともと性格傾向の
違いがあるが、その中心的性格の人は(自分が当たっているので)
血液型と性格の関連を信じやすくなるはず」という考え方もできるね。
卵が先か鶏が先かって話だけど。この手の議論を避けるためには、
血液型と性格の関連性が取りざたされていない外国で統計を
取らなくちゃいけないんだが、そこまでは誰もしてないんじゃないかな。

ありえなさについて言うと、たまたまABO血液型を決定する遺伝子と
隣接するところに、性格に影響を与える遺伝子が載っていて、いっしょに
遺伝する等の可能性を考えればありえないことじゃない。
男性と女性の性格傾向が違うのは周知のことだけど、それだって
身体的な特徴が性格に影響を及ぼしているわけではなく、
一つの遺伝子が体と性格の両方に影響を与えているわけだ。

まあ言いたいのは、今の段階では完全肯定することも完全否定することも
科学的な態度じゃないということ。


127 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:04/09/05 12:51
仮に血液型で性格判断ができるなら、体格、体重、身長、骨格、さらには
顔つき、体型、はては肌の色や髪の色や髪の縮れぐあい、鼻の形や、
耳垢の状態からですら、性格判断できる可能性があるだろうな。たま
たま目をつけられてるのが血液型なだけ。
ちなみにこれは必ずしも皮肉で言ってるわけじゃない。
皮肉であって欲しいとは思うが。

前回の記事の最後で「仮説検定をやってる占いなんて見たことない」と書いたが、実際のところどうなのだろうか。まあ、検定を行っていたとしてもただし、統計の取り方や結果の分析等に問題がないか、色々と疑問は残るのだが。で、これを受けてこんな情報を頂きました。

56 名無しさん 04/09/15 22:36:49 id:vkvHVA72eW

心理学板にこんなスレがあります。
血液型と性格の関連性 ver7
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/psycho/1087816811/5
現行スレはさびれておりますが(というか語るべきことはすでに語り尽くされた)、この関連リンク集は有用かと。

これを受け、次のスレを紹介した。


[04/09/16-22:05]
血液型と性格は関係あるんですか?(心理学過去ログ)

4 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2000/10/22(日) 15:20
>1
ひさしぶりですが(笑),以下のページを読んでみて下さい.
http://www.obihiro.ac.jp/~psychology/abofan.html
ただし,ファイルが大きいので電話で接続してる方は注意.


5 名前:マルトロ 投稿日:2000/10/22(日) 18:46

上のホームページを読むのは大変なので.

結論だけいえば,
血液型と性格にかぎらず,「〜で性格が決まる」
「〜で性格がわかる」「〜と性格が関係がある」類いの話には
すべて根拠がありません.

それ以前に,関係を確認すべき「性格」というもの自体が,
なにかとの間の関係を単純に分析できるような性質のものでは
ないのです.だから「性格が遺伝で決まる」類いの話も
血液型と同程度に眉唾です.

われわれが自分の性格や他人の性格をわかっていると
思っていること自体が,非常に多くの条件や限定の上に
なりたった「社会的構成物」なのです.性格検査やテストも
「その人の性格がそのように見えている」ということの
ひとつの指標に過ぎません.それが「その人の本当の性格」の
ようなものと結びついているという保証は何もありません.

事実なのは「多くの人が血液型と性格に関係があると
思っている」ということだけだし,心理学が対象にするのも
むしろその事実です.


6 名前:マルトロ 投稿日:2000/10/22(日) 18:48
ちなみに,性格検査の結果が血液型によって違うとか,
テストで測った性格の傾向が性格と関係があるといった
報告もあります.しかしそのことは血液型と性格に関係あるとか,
血液型で性格が決まるといったことの証明には
まったくなりません.


7 名前:マルトロ 投稿日:2000/10/22(日) 18:50

上の説明で満足できない人だけ,4で紹介された
ホームページを見て下さい.


9 名前:通りすがりの者 投稿日:2000/10/22(日) 20:47
>で,後はサゲて下さい.
・・・ってどういう意味なのか掲示板初心者の
私にはわからないので説明してください。

なお、昔のことだけど職場の学習会で心理テストの話をしました。
その時、「観察の結果、みなさんの性格はこうでました」と言って
職員の性格を一覧表で示しました。みなさん「うん、合っている!」
って言ってくれました。実は、こっそり誕生日を調べて星座の占い
から性格の部分を抜き出したものだったのです。
 それでは、星占いの性格判断はただしいのか?
   → いえいえ、結局すこしでも合っている部分があると
    当たっていると思うんですね、人間て。

なお、これって、心理学の実験に使える方法だと思います。


10 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2000/10/22(日) 21:56
>結論だけいえば,
>血液型と性格にかぎらず,「〜で性格が決まる」
>「〜で性格がわかる」「〜と性格が関係がある」類いの話には
>すべて根拠がありません.

要するに「性格というのものは何をもってしても測定できないし
誰にも判別できないものである」ということですか?


11 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2000/10/23(月) 06:08
心理学畑の人間ではないのですが・・・

ご存じのように、血液型の分けかたには「A〜B〜・・・」といったものの
以外にもまだいくつかのパターンがあります。これは星座で分けるといった
他の場合でも同様です。将来的には、比率が増せば「C型」が設けられても
かまいません。

要するに便宜的にパターン化されているだけのことですので、これについて
根拠づける話は信用されないほうがいいと思います。もともとの根拠がない
ものに取ってつけた理論では、信用されるには足りません。

ただ、こういう場合「なるほど、そういえば・・・」という風に反応が返れ
ば、そこから相手の心理的傾向を読み取ることができます。よくあるテクニッ
クですね。単なる話題のきっかけにはなるということです。


12 名前:マルトロ@出張前 投稿日:2000/10/23(月) 06:26
>要するに「性格というのものは何をもってしても測定できないし
>誰にも判別できないものである」ということですか?

そう言ってしまっても良いんだけど(笑),ちょっと違う.
性格というものは,その人や,その人の性格を判断する
人々が生きている文脈や,判断が行われる場面の状況,
本人と判断する人との人間関係など,さまざまな流動的な
要因の影響を大きく受けるものだから,血液型のような
固定的なものから説明・予測できたり,ある特定の場面での
測定(心理検査)から別の場面での性格を理解できたりする
ものではない,ということ.

文脈や状況をきちんと考慮に入れた測定や分析の技法が
もっと進歩すれば,性格は十分に測定,判別可能だろう.
ただ,そんなにしてまで性格を「測定」することに
心理学的な意義があるかどうかは疑問.俺だったら
「性格の判断」が生じる社会的な文脈自体を研究する方が
有意義だと思う.


28 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2000/10/27(金) 00:51
プロ野球の通算本塁打と安打数(打点だったかも)のTOP10をみると
O型とB型の選手ばかりというのもただの偶然と解釈してよいのでしょうか?


29 名前:骨 投稿日:2000/10/27(金) 01:01

>28
まずは通算本塁打と安打数は完全に独立したものではなく、
両方のTop10に入っている人が複数いるはずなので、この2つに類似があるのは当然でしょう。

それで、血液型の偏りに関しては、世の中にどれだけのTop10があるとお思いですか?
そろばんのTop10、柔道のTop10、あやとりTop10など。
無数のTop10の中から一つや二つ血液型で偏りが出てくるのも当然です。
例え統計的に有意であっても、5%水準というのは5%は間違っている、ということなので
統計「のみ」を鵜呑みにするのは危険でしょう。

血液型が人間の何らかの因子に影響を与え、それが通算本塁打などに影響を与えるのだとすれば、
その因子を仮定し、同様に影響を与えているはずのもので
やはり血液型での偏りが同様に出て初めて、議論が出来ると思います。


58 名前:どーでもいいことだが[sage] 投稿日:2000/11/03(金) 15:25
行動は、環境によってそーとー変わります。
ま、Neofobic、Neofilicとかは、ある程度一貫性でるみたいやけどね。
他人が自分の予想通り行動したってのは、
似たような状況でその人がどういう行動をしたか、っていうサンプルが
あったからでないのけ?
長く親しく接してる相手なら、サンプルとることも可能だけど、
それは「性格を見分ける能力」なんかね。


129 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2001/01/03(水) 10:59
統計とはビキニの水着のようなものだ。
一見なにもかも見せているようで、肝心なところは隠している。

ウィンストン=チャーチル(英首相)


130 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2001/01/03(水) 12:36
ビキニの水着ほど魅力的ならまだいいけどね.


135 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2001/01/03(水) 20:41
>129
いや、確か「肝心なところだけは隠すことができる」じゃなかったっけ。

>130
いやいや、けっこう魅力的なんじゃないですか?
科学的雰囲気を身にまとって他人(もしくは自分)を騙したい人にとっては。


252 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2001/01/18(木) 12:58
何度も言っているように,科学では「ない」という証明はできない.
だから,「性格は存在しない」とか「血液型と性格とは関係がない」
と証明することはできない.

しかし,「性格についての認知が錯覚である」という証明や
「血液型と性格とに関係があるように見えることには,実際の
関係よりも,錯覚や認知のバイアスが大きく寄与している」
という証明は可能であり,それらの証明と考えられるデータが
心理学者によって昔から蓄積されている.

「血液型と性格の関係を証明するデータもないけど,関係がないと
証明されたわけでもないだろう」と主張している人々と,
「関係がないと証明はできないけど,血液型と性格との関係が
錯覚であるという証拠はいくつかあるぞ」と主張している人々,
どっちがまともかなあ,ということ.

また「血液型と性格の関係は統計的に証明されてる」なんて
化石レスしないでね.血液型統計が心理学者以下であることは
繰り返し証明済みだから.



451 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2001/02/23(金) 15:40
<B型の有名人>         <A型の有名人>
長嶋茂雄              川上哲治
野村克也              松嶋菜々子
野村沙知代             高橋圭三
田中角栄              司馬遼太郎
林寛子               由紀さおり
徳光和夫              広岡達朗
榊原郁恵              佐藤栄作

思いついたのを幾つか挙げてみたけどA型とB型では、はっきり印象が
異なってるという感じがすると思うんだけどどうよ?



452 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2001/02/23(金) 15:47
>>451
何が「思いついた」だ。それで本当に川上だの高橋圭三だの
佐藤栄作だのの名前が出てくるか?必死になってそれらしいのを
調べて選びだしたくせに。
俺は血液型と性格に関係あるかどうかは全然分からんが、
ABO FANの実に馬鹿馬鹿しい「分析」といい451といい、こういう
手合いには反吐が出そうだ。


459 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage ] 投稿日:2001/02/24(土) 00:33
ってか,「長嶋茂雄野村克也のどこに共通項があんだよゴルァ!!」って突っ込みは無しですか.そうですか.


601 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2001/03/04(日) 17:22
<ホームラン王獲得回数> S.55.11調査(BY 能見正比古

O型  A型  B型  AB型
50.8% 12.3% 38.5%  3.1%   調査数65回 危険率P≒0%

※この偏りに偶然の入り込む余地はほぼゼロ。


602 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2001/03/04(日) 17:28
<人口5万以上の市の市長> S.53.4調査(BY 能見正比古

O型   A型   B型   AB型
30.3% 32.0%  17.0%  21.0% 調査数200人 危険率P≒0%

※この偏りに偶然の入り込む余地はほぼゼロ。


604 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2001/03/04(日) 17:52
↑素人はこれを見て「すごい!」って素直に思うんだよな。きっと。


605 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2001/03/04(日) 18:27

>601-603
質問ですが、「この偏りに偶然の入り込む余地はほぼゼロ」
というのは、なぜそういえるのですか?
たとえばホームラン王は同じ人がくり返しとる場合もあるので、
たまたまB型の人がくり返しとれば比率は簡単に偏ると思うのですが、
また、市長の血液型についてはそれ以外の年で調べたデータは
あるのでしょうか? それも同じ傾向を示していますか?
ただ、それも同じ人が再選されていれば簡単に偏りますよね?
それ以前に、どうして血液型と性格の関係を直接調べないで、
ホームラン王とか、市長とか、性格と関係あるのかないのか
わからないようなことのデータばかりを出すのでしょうか。
どうしても分かりませんので教えて下さい。


647 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2001/03/06(火) 11:36
>>645
そんなの著しくがいしゅつ。ここの議論はそれを前提にはじまったんじゃないの?
一応親切にいくつか挙げておけば、

詫摩・松井(1985、都立大)大学生サンプル。性格検査でも能見自身の項目でも
         血液型による差はなし。
同様に性格検査との関係をみた研究として長谷川(岡山大、1985)
上瀬(東女大、1991)白佐(北海道女短、1992)など多数。どれも
関係なし。
また、能見の記述など血液型側が出した「血液型ごとの性格特徴」が
血液型ごとに実際にあてはまるかを調べた研究としては
長谷川(1985、1987)大村政男(日大、1986)白佐(1992)など
多数、どれも関係なし。
性格検査、能見項目などに頼らない探索的な検証としては
矢田部(1986)藤沢(1986)松井(1991)など多数。
どれも関係なし。
これらだけでなく、最近はこのテーマを卒論でやりたがる
心理専攻学生が多く、卒論レベルの(それでも血液型の人たちよりは
ましな)データは無数にとられているが、血液型性格判断
一致するような系統的な関係が見い出された例は皆無。

「血液型と性格の関係についてのちゃんとした研究」について
これ以上のことを知りたいならたとえば以下の本をみて
自分で調べてみてください。
白佐・井口「血液型性格研究入門」川島書店1993
現代のエスプリ324号「血液型と性格」1994


662 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2001/03/06(火) 19:36
<SF作家の血液型分布率> S.53.12調査 (BY 能見正比古

O型   A型   B型   AB型
45.0%  0.0%  35.0%  20.0% 調査数20人 危険率P<0.5%

※ただしこれは日本での現象


663 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2001/03/06(火) 19:40
三段跳び選手の血液型分布率> S.53.12調査 (BY 能見正比古

O型  A型  B型  AB型
50.9% 22.6% 20.8% 5.7% 調査数53人 危険率P<1.5%

※ジャンプ全体でも同傾向で大きく有意


664 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2001/03/06(火) 19:45
<知事経験者の血液型分布率> S.53.4調査 (BY 能見正比古

O型  A型  B型  AB型
22.4% 55.2% 17.9% 4.5% 調査数67人 危険率P<3%

衆議院議員との完全な対称性


665 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2001/03/06(火) 19:51
<人口20万以上の市の市長の血液型分布率> S.53.4調査(BY能見)

O型  A型  B型  AB型
32.5% 37.7% 20.8% 9.1% 調査数77人 危険率P≒0%

※大都市ではむしろ知事に近い


667 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2001/03/06(火) 19:59
「SF作家」ってどうやって定義して誰を集めたの?
三段跳び選手」は?
「知事経験者」も、同じ人が何期もつとめることがあることを考えると
偏り大きそうだしね。
「市長」はもともとの血液型分布から異常にはずれた数値には見えないが?
誤差の範囲では。

危険率PってのはP値のことだろうか?それなら、一応仮説検定はやってるのかも知れない。
それにしても、指摘されてる通り統計の取り方としてどうなのか、と言う疑問は残るのですけど。

で、この記事はこういう風に締めた。

意外に思われるかも知れませんが、実は私は占いとかオカルトはそんなに嫌いではありません。風水とか手相とかそういういかにもな感じの奴は「昔の人は面白いことを考えたものだ」と言う風にむしろ好意的に感じるくらいなんですが。

血液型だけが気に入らないのは、統計学とか医学とか、疑似科学的に理論武装して信憑性があるかのように見せかけてるところだと思います。また、星占いですら12分割してるのにたった4つで性格をレッテル貼りするようなガサツなところが、なんだかなあ、と・・・。このシンプルさが今に至るまで受け入れられている理由の一つかも知れませんけど。

疑似科学的なのもさることながら、多くの人が無批判に血液型性格診断を受け入れてるところがなんかイラつくんだと思う。

そりゃ、私も女の人に話のタネに「血液型何?」とか聞いてこられて答えないような野暮なことはしませんけど、ねえ・・・。

血液型性格分類-wikiとか見ていると、「統計的に分析した結果、有意性が認められず」と言うのが現状のようである。「あるある」事件なんか見ててもそうだけど、「面白い」分析結果は捏造してもすぐ広まるのに「面白くない」分析結果は正しくてもなかなか受け入れられない。嘆かわしいことである。

血液型といえば、こういう純粋に面白い話も色々あるのになあ。

【珍の探求:其の15 血液型についてのあれこれ】(「珍」の煮凝り旧blog)

ボンベイ型・パラボンベイ
 漫画でも有名な、ボンベイ型・パラボンベイ型は、「稀血(まれけつ)」(rare blood type)と呼ばれ、この血液型をもつ者は数十万人に1人(100万人に1人というサイトもあり。真偽は不明)と言われており、日本には数十人しか存在していないと言われる。
 「ボンベイ」の名は、インドのボンベイで初めて発見され、この地にボンベイ型の人間が多いため。
 ボンベイ型を持つ者は、同じボンベイ型の血液しか受けられないため、血液が必要な時は各国の赤十字にヘルプを出したりするらしい。また、献血で採取されたボンベイ型の血液は、赤十字に-80度で10年間冷凍保存される。
 また、ボンベイ型血液を持つ者は赤十字に登録され、血液が必要な時は連絡が来るらしいです。
 また、A抗原・B抗原を持っていないため、通常の検査では「O型」と判断されてしまう。しかし抗原を持っていなくても、遺伝子は「A型」「B型」だったりするので、子供の血液型が一見、ありえない血液型に。実際に裁判沙汰になったこともあるとか。

●血液型キメラ・血液型モザイク
 1人で2種類の血液型をもっている例。

 キメラには「血液型キメラ」と「精子性キメラ」が存在するらしい。
 「血液型キメラ」は、胎盤を共有した二卵性双生児に起こる。造血細胞が胎盤を通じて混ざり合い、成長してからも、そのまま2種類の赤血球を持つことになる。
 「精子性キメラ」は、1コの卵子が2つの精子を受精し、本来なら双子になるところを融合して1体となった結果起こる。この場合、他の組織細胞にも2種類の共存が見られるという。
岩井志麻子 『ぼっけえきょうてえ』の世界ですね)

血液型性格診断を信じる人って、稀血の人や血液型キメラの人をどう判定するんでしょうね。