野望の王国・本日の水木サン・昭和天皇語録
- 作者: 雁屋哲,由起賢二
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2003/03/27
- メディア: コミック
- クリック: 5回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
「野望の王国」読了。主要人物が最後の方でバタバタ死にまくって、最後まで勢いが衰えない。
BLACK徒然草で「最も面白いマンガ」として紹介されただけのことはある。
サルまんと合わせて読むとより楽しめるのでは。
- 作者: 水木しげる,大泉実成
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2005/12
- メディア: 単行本
- クリック: 39回
- この商品を含むブログ (29件) を見る
水木しげるの名言録を、カレンダーの下の方に書いてあるアレみたいに、366日1日ごとに割り当てた本。
まあ、説教臭くないところでは世の名言録の中でもトップクラスだろう。
- 作者: 黒田勝弘,畑好秀
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/01/10
- メディア: 文庫
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
こっちは昭和天皇の語録。昭和史の中心にいた人の発言だけに重みがある。
これを読む限りでは、戦争が始まる直前でも昭和天皇個人の判断は割と適切なものが多かったように思えるのだが・・・
ちなみに、前述の「本日の水木サン」では昭和天皇について
「その頃は何でも『天皇陛下』と言う名前でいじめられた」
「ついやり場のないイカリを、天皇には悪いけど、何となく無意識に"天皇"に向けていたのだった」
「日本人は昔から"池の主""森の主"とか言って、何か"主"と言う心のよりどころが好きな国民だ。
日本の一番古い家柄である"天皇家"が"国の主"としてやさしく日本国民を見守ってくださるというのは決して悪い制度ではないと思う」
「ただ、あの"戦争中の主"はぼくにはおそろしかった。"カミサマ"であらせられるより"人間"であらせられる方が我々には好ましい」
など、愛憎入り混じった複雑な感情があるようである。