KJ-monasouken’s diary

昔「モナー総研」と言うスレ紹介ブログやってた人のブログ。いまはTwitterの活動がメイン。

野望の王国・本日の水木サン・昭和天皇語録

野望の王国完全版 8 (ニチブンコミックス)

野望の王国完全版 8 (ニチブンコミックス)

野望の王国」読了。主要人物が最後の方でバタバタ死にまくって、最後まで勢いが衰えない。

BLACK徒然草で「最も面白いマンガ」として紹介されただけのことはある。

サルまんと合わせて読むとより楽しめるのでは。

水木しげるの名言録を、カレンダーの下の方に書いてあるアレみたいに、366日1日ごとに割り当てた本。

まあ、説教臭くないところでは世の名言録の中でもトップクラスだろう。

昭和天皇語録 (講談社学術文庫)

昭和天皇語録 (講談社学術文庫)

こっちは昭和天皇の語録。昭和史の中心にいた人の発言だけに重みがある。
これを読む限りでは、戦争が始まる直前でも昭和天皇個人の判断は割と適切なものが多かったように思えるのだが・・・

ちなみに、前述の「本日の水木サン」では昭和天皇について

「その頃は何でも『天皇陛下』と言う名前でいじめられた」
「ついやり場のないイカリを、天皇には悪いけど、何となく無意識に"天皇"に向けていたのだった」
「日本人は昔から"池の主""森の主"とか言って、何か"主"と言う心のよりどころが好きな国民だ。
 日本の一番古い家柄である"天皇家"が"国の主"としてやさしく日本国民を見守ってくださるというのは決して悪い制度ではないと思う」
「ただ、あの"戦争中の主"はぼくにはおそろしかった。"カミサマ"であらせられるより"人間"であらせられる方が我々には好ましい」

など、愛憎入り混じった複雑な感情があるようである。