KJ-monasouken’s diary

昔「モナー総研」と言うスレ紹介ブログやってた人のブログ。いまはTwitterの活動がメイン。

青砥藤綱


ちょっと、間があいてしまいましたが、7月半ばごろに鎌倉に観光に行ってきました。

その際、鎌倉について色々調べていると、興味深い人物の話が見つかったのでご紹介。

青砥 藤綱(wiki)

青砥 藤綱(あおと ふじつな、生没年未詳)鎌倉時代後期の武士。名は三郎・左衛門。

(中略)

かつて夜に滑川を通って銭10文を落とし、従者に命じて銭50文で松明を買って探させたことがあった。「10文を探すのに50文を使うのでは、収支償わないのではないか」と、ある人に嘲られたところ、藤綱は応えて「10文は少ないがこれを失えば天下の貨幣を永久に失うことになる。50文は自分にとっては損になるが、他人を益するであろう。合わせて60文の利は大であるとは言えまいか」と。

天下の貨幣を失うことの不利益は、鎌倉時代の武士ですら認識していた、と言うお話。

一見、無駄遣いに見えても、他人の手に渡って経済活動の中を回っているなら、一概に無駄遣いと言えない可能性もありますよね。