KJ-monasouken’s diary

昔「モナー総研」と言うスレ紹介ブログやってた人のブログ。いまはTwitterの活動がメイン。

経済学は擬似科学(経済学)


昔から、こういうこと言う人って多いですよね。


経済学は擬似科学
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/economics/1135991867/

1 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2005/12/31(土) 10:17:47 ID:fc5ZjSY5
経済学を学ぶ目的は、経済学者に騙されるのを回避するためにすぎない。
経済学は擬似科学であり、現実から遊離した黒板経済学である。

自然科学においては、客観的な実証によってのみ正誤を判断する。
ところが、社会科学では、善悪、好き嫌い、快不快といった価値判断を排除することはほぼ不可能である。

社会科学では、総合性・全体性を無視したり、歴史や多様性・多元性を排除したりして
客観的分析のみに限定することはできない。
にもかかわらず、経済学ではあたかも物理学であるかのごとく、
種々の公理・公準を設けて、単純化したモデルを想定する。
その結果、現実と遊離した理論におちいるのだ。


4 名前:Spec 投稿日:2005/12/31(土) 10:49:43 id:npDOU0N+
2ゲット!
>>1さんの言うことも分からなくはないけど、
純化しないとモデルは作りにくいし、
かなり単純なモデルでも微分方程式・差分方程式が
解けなかったりする。単純なのは仕方が無いと思う。
ただ、問題はモデルはあくまでモデルであって、現実とはかけ離れることも
あることを忘れて、モデルを現実と短絡に結びつけることにあるのではなかろうか。

社会科学の中で最も”科学的"なのは経済学だと思うが、
その経済学でもいろいろな学派があるのを見ると、社会科学って
自然科学より難しいなと思う。

数理社会学会は200人(100人?)くらいしかいないみたいですが、いずれは
もっと増えるんだろうか。



16 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/01/01(日) 04:08:11 id:JOCfzDCf
まあ経済なんて人のすることだから。
脳の中で帰納演繹ができる数学や
モノの落下など単純な実験でも法則を見出せる物理とは違うから。


19 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/01/02(月) 17:05:04 ID:a5EJ/1HI
ある法学者のつぶやき

「工学部の先生はいいよなあ…素人にタメ口きかれなくて…」


20 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/01/02(月) 20:05:52 ID:+6EWf1XZ
現在では新古典派ケインズ派マネタリストなど複数の学派が議論を続けている。
複数の見解が基本理論の部分で存在することは物理学などでは考えられない。
現在の不況に対する有効な経済政策も様々な意見が存在し、
いまだに日本の経済は小渕政権以来の経済政策にもかかわらず、投入された経済規模に対して効果は甚だ乏しい。

以上は経済学が未だ科学性・論理性において完成されていないことに起因する



28 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/01/02(月) 22:49:00 ID:vuDmoXgh
>>26
たとえば、>>20が挙げてくれた問題点は、概ね普通の人がまず疑問に思う点の代表格だろう。
同じ「経済学者」を名乗る人々でも考えがさっぱり合わない、経済政策の効果が全く見えない。
特に経済政策に関しては、「過去には効果があったのだから正しいはず・・・」と言ってみても、
あれは自律的に回復しただけで、政策の効果ではないだろ、と普通の人は考える。

それに、批判者から見れば、経済学こそオカルトなんだよ。
物理学に比べると、事実を何ら説明できていないように見えるのだから。


29 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/01/02(月) 23:09:29 id:INYrm98Y
物理学とは対象の性質が異なるっていうのは
どの経済学の教科書にも書いてあるはずだが・・・



30 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/01/02(月) 23:11:29 ID:vuDmoXgh
>>29
そういうこと言ってんじゃねんだよ。
経済学は、科学としての体裁があまりにも整ってないように見えるって言ってんだよ。


35 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/01/02(月) 23:29:42 id:PVthJHbF
>>30
私は経済学はかなり学問としての体裁が整っていると思いますが?

仮定を明確に設定した上で議論したり、データによる実証・被験者を使った実験などで
結果の検証もそれこそちゃんとしてるけど。

ケインズマネタリストみたいな対立は現在ではないし(街角のえせエコノミストはあると信じてるだろうが)、
政府の政策にはどうしても限界がつきまとうってのも学会では常識中の常識。
物理に万物理論が(まだ)存在しないようにね。
まあ、実際に政策を策定するのは学者でなく政治家のおっさんだからってのも悪いんだが。

頼むからテレビに出てる金子某とか、経済書をかじっただけで安易に経済学を批判しないでくれ。
一年くらい我慢していい教科書できっちり勉強すればとても面白いよ、経済学。

というわけで重複だし、終了ね。不毛でしょう、こんな超越的な議論。


36 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/01/02(月) 23:33:00 ID:PVthJHbF
あと、金子勝とか森永卓とか木村剛を経済学者と思い込むのはやめてください。


37 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/01/02(月) 23:46:26 id:vuDmoXgh
>>36
偽りの経済学に学位を与え、偽物学者を教授にしてのさばらせてる時点で
経済学の罪は重いと思うのだが。
他の学問で例えるなら、
UFO学者を教授にしたり、ツチノコ研究者に学位を与えたりするようなものだろ。
それさえ阻止できないようなものを科学と呼んで良いのか?


38 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/01/02(月) 23:54:59 ID:a5EJ/1HI
>>37
大槻教授とかフリーエネルギーの人(名前忘れた)とかは?
物理の世界にもそれなりにいるけど


39 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/01/03(火) 00:26:54 id:CyUvXnPz
もっとアレなトンデモ系の人でも理学博士持ってたりだったりするしな。


40 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/01/03(火) 01:50:44 id:RUGf2h4N
>偽りの経済学に学位を与え、偽物学者を教授にしてのさばらせてる時点で

ケケ中ほどそれが当てはまる「経済学者」はなかろうてw


41 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/01/03(火) 03:37:53 ID:rePEfFMg
経済学は科学じゃなくて思想だと思う


43 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/01/03(火) 04:13:04 id:PJrrg37o
ある方法論が正しくて別のが間違っている、というのがアプリオリ
決められないのは確かにその通りだと思う。

しかし、方法論的個人主義は社会科学全体の中では一つの方法論に
過ぎないのにそれに基づかないものはトンデモ扱い、というのは科学に
対する姿勢としていかがなものかと。

「経済学は擬似科学」というのには異論ありだが、経済学者はあまりにも
方法論について気にしなさ過ぎだと思う。仮定を明確に設定しているか
どうかがポイントじゃないと思う。

一方、他の社会科学は実証をナメ過ぎ。質的研究で「解釈」を戦わせる
域を出たいと思うなら、ふざけた統計分析とかをジャーナルに載せるのは
勘弁してほしい。


51 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/01/04(水) 00:39:14 id:FE03e6E2
>>43
主流派経済学は方法論的個人主義だけに立脚しているわけではない

経済学でもっとも有名な命題である
「貨幣が増えるとインフレになる」って言う命題は
方法論的個人主義を使わずに導かれているはずだが・・・

経済学には(ど)マクロ経済学など方法論的個人主義を用いない分野も多いし,
いわゆる「定型化された事実」やクズネッツ仮説のような経験法則もある

ミクロ経済学だけが経済学ではないからね


55 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/01/05(木) 15:16:28 id:KuSRlVyq
予測が当たれば「理論は正しかった」。
予測が外れれば「予測が外れたのには理由があるんですよ・・・」。
インチキ占い師のようだ。



57 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/01/05(木) 15:20:59 id:qMGSl6Kb
頭のいい占い師や経済学者はどう転んでも予測が外れないように予測するものですよ。 それがプロ。


58 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/01/05(木) 19:37:14 ID:KuSRlVyq
雨 ときどき くもり、 所により にわか雨 か 雷雨。
気温が低下すると小雪がパラつくことがあるかも知れません。

とか言っておけば晴れでも雨でも曇でも当たったことになる。
経済学者のたわごとは、このレベル。
で、万一外れたとしても、
「予測する際に考慮すべき条件が抜けていた。理論は正しかったのだが、ごく稀なケースなのでやむを得ない」
とか言っておけばよい。


63 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/01/17(火) 09:53:14 id:tksZBZuz
思うに、現段階での経済学ってのは、過去に起きた経済現象を、科学的&合理的に
解釈するものであって、真新しい経済現象を予測したり、説明したりは
できないのではないか??つまり、今の段階では、経済学は、資料集めを必死でやっている状態。
古代ギリシャから始まった自然科学に比べて、新しい学問である経済学では、
資料としての経済現象(自然科学で言えばデータ)が少なすぎる。
将来の経済現象を予測するに足るデータを集め終わったときに初めて、
経済学は、自然科学に匹敵する一般性を持ちえるのではないか?



66 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/01/19(木) 11:29:30 ID:qNiKXGJ6
経済指標って基本的に人を騙すために考えられたものだろ?
そう思わざるを得ないほど胡散臭い説明する経済学者が多い


68 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/01/19(木) 15:42:54 id:enwVR+pd
>>66
百人いたら100までとは言わないけど、
いくつかの考えがあって当然だよ。
その中で最もうまく行くやり方は一つだけ。
現実には最もうまく行くやり方が選択されない。
実際にやってみないと分からないから。
失敗したらマスコミやそれに踊らされた連中が
騙すとか騙したとか下らんことばかりぬかす。
そういうヤツに限って自分の意見は何も持っていなかったり、
主張する理論が破綻してたり。いい加減にしろと言いたい。


69 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/01/19(木) 18:19:37 id:lmMSAxIP
>68
100人いたら101通りの考えが出てくるのが経済学


70 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/01/19(木) 19:48:40 ID:qNiKXGJ6
>>68
そういうのって科学って言わんだろ。
いいとこ文学ってところじゃないかね


71 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/01/19(木) 20:15:25 id:bL2/3NMl
経済学が未熟なうちは、野蛮な市場ゲームか当てずっぽうの政策ゲームの両方に頼るしかないな


73 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/01/19(木) 22:06:24 id:f8WI4wvN
>>70
じゃぁ科学って何?だいたいどんな科学でもそれは手段であって
実際に何を選択するかは価値観で左右されたりするだろ。


74 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/01/19(木) 23:30:50 id:qNiKXGJ6
>>73
とりあえずあるレベルにおける再現性だな
同じ条件で同じことすればある程度近似的に同じ状況を再現できる
ってのが要求される。
物理、化学、生物なんかはそうでしょ。
ただ単にいろいろな状況があるっていってるだけじゃアマチュア学問といっしょでしょ


75 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 00:10:11 ID:7SNpoWjy
>>74
再現性ならあるよ。あとは係数の問題。


79 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 10:04:44 id:q4EtfEQh
>>73
> じゃぁ科学って何?だいたいどんな科学でもそれは手段であって
> 実際に何を選択するかは価値観で左右されたりするだろ。

いちばんやっかいなのは、社会科学が対象にするのはその価値観
にもとづく行動様式そのものだ、というところだろうな。
その価値観による選択を科学的な対象にしようってのが経済学だから。


81 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 11:06:09 id:lqo4GJ1h
>>75
だからあまりにも再現性が低すぎるってことが科学と言えないってことでしょ。
理系的な分野でも地震予測が胡散臭く思われてるのはこのへんが原因なわけで。

>価値観による選択を科学的な対象にしようってのが経済学だから
ただ単に選択を分類しただけじゃ科学とは言えんな。
その選択に対しての未来予測がある程度はなりたたないと。


83 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 17:42:21 id:QLXkNxhN
>>81
そうか?もちろん例外も数多くあるけどな。
例えば価格が高くなると物が売れなくなるってのは
極めて当然なわけで、再現性もばっちり。
再現性を言い出せば厳密な意味ではどの科学でも少ない。


98 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/02/22(水) 20:38:28 ID:yfBEB/5X
>>83
>例えば価格が高くなると物が売れなくなるってのは
>極めて当然なわけで、再現性もばっちり。

そんな、古代の商人でも知っていたような再現性なんて
うれしくも何ともない。

結局経済学においては、証明できることは自明であり、自明でないことは証明できない。


99 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/02/22(水) 21:09:44 id:H5l4ed/u
>>98
じゃぁリンゴは落ちるのに月は落ちない
という単純な事実を言っただけのニュートン
何で皆ありがたるんだ?w


101 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/02/23(木) 17:47:02 id:jj7r4/NM
>>99
実は月もリンゴと同じように落ちているのだ、ということをニュートンは明らかにしたわけで。


102 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/02/23(木) 20:58:00 ID:+gA6Kgtn
>>101
経済学も同じ。価格と量の関係という
ごく単純な事実からさまざまなことが明らかになった。
なぜ豊作貧乏が生じるのかとか、
価格規制は意味が無いとか、独占は良くないとか。


124 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/12/21(木) 11:21:51 id:QjDvaOOS
大阪大学菊池誠教授は18日のNHKの「視点・論点」に出演し、
ニセ科学」と言われている「マイナスイオン」「ゲルマニウム」「ゲーム脳
水からの伝言」などについて、「科学的根拠はない」「お守り程度の効果」
「親のしつけの問題」「水はただの物質」などと批判した。

さらに菊池教授は、「科学的誠実さゆえに曖昧さがある科学よりも、
白黒をつけると断言するニセ科学のほうが、科学らしいと信じる人がいる。
しかし、世界は単純ではない。単純な二分法は思考停止だ。科学本来の
合理的思考を大事にするべきだ
」などと述べ、二分法的思考で、結論だけを
求める風潮が社会に蔓延しつつあることに疑問を呈した。(要約)

※動画:ttp://www.youtube.com/watch?v=9LNRYsyWgEY


136 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/01/12(土) 05:12:29 ID:aUsAojLn
経済学(というか社会科学全般)は科学だよ。
ただ自然科学に比べて「遥かに幼稚なレベルだから役に立たない」というだけで。


137 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/01/12(土) 13:01:11 ID:80alWJLJ
まぁ、漢方以上天気予報未満ってトコだろ


138 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2008/02/28(木) 16:37:51 ID:6LEJP94X
漢方に失礼だろw


139 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/29(金) 11:28:37 id:HlrhtHjJ
「科学的条件に当てはまらないので科学的でない」
経済学のなにがこれに当てはまるのかがわからない。

また自然科学をもってくるのもわからない。
沸点の問題ほど限定的な条件を経済学で探すことに何の意味があるのだろうか?
経済学とは現実の市場と対面し、そのなかで変動する経済を紐解く学問である。
心理学的、統計学的、モデル試算的なものを包括している。そして根本は人間の消費活動と関係している。
そのような超人間的な学問と、自然科学を比べる意味とはなんだろうか?

科学的であるものの、自然科学とは明らかに分野が異なる。当然だと思う。
中学、高校までの理科で証明できるような事を指して科学的といっているのなら、経済学は違う。
自然科学的なものでも、容易に観測できるものでもない。

科学的とは調査、実験をおこない、モデルを立て証明するという一連のプロセスの整合性だ。
矛盾がなければ科学的であるといえる。
証明の段階で、文学的にも数字的にも矛盾があればそれはもう科学的ではない。
マイナスイオンの効果が人体にとってたわいもないものであるにも関わらず、
効果が絶大というように文学的にも数字的にも破綻しているものは科学的ではないのである。

学問の欲求は結局知ることである。経済学もその法則に従って自然発生的に生まれたように思う。
経済へのフィードバックを重要視していてもそれは理論の証明に関わるからであって、人間の経済活動に役立つからと言うのは建前である。
本音は、知ることによる知的欲求を満たすことが大部分だ。
それに対してネガティブナ意見があがっても、まったくそのとおり。
経済学に携わらない人間にとっては何の役にも立たないものだ。


昔(モナー総研がブログ移行する前の2003年)、こんな文章を書いた。

モナー総研旧本家:経済学の「分の悪さ」について考える

このサイトでも色々書いてきたが、経済学と言うのは相当に「分の悪い」学問ではないかと思う事がある。


恐らく、これほどまでに「机上の空論」と言う批判が浴びせられる学問もないだろうし、経済学をきちんと勉強したことなどないであろうそこらのジャーナリストや文化人が得々と自説を述べて、しかもそれが力を持ってしまう学問もないと思う。


「机上の空論」と言うのは経済学者がたくさん居ても失業や不況を防げないことを指して言ったものかと思うが、それを言うなら、


医学・生物学者エイズやガンなどたくさんの病気を完治させられないし、
物理学者は常温核融合に成功していないし、
化学者は公害を完全に無くせてないし、
法学者は犯罪を無くせていない。


別に、学問に限界があるのは経済学に限ったことではない。なぜに経済学のみがここまで叩かれるのか?


理系学問に比べると、実験室での実験を繰り返して正しい結論に至ると言う過程を踏めないと言う不利さは否めないが、文学や法学といった文系学問に比べてもやはり分が悪いように思える。


文学や法学なら、賢い人がえいやっと学説を打ち立ててそれが通説と認められれば、あとはそんなによそから(つまり、学問的バックグラウンドのない素人から)批判されることは無いだろう。たまに少年犯罪の裁判とかでマスコミの槍玉に上がることがあっても、いつもいつも批判される、と言うことはないように感じる。


ところが経済学の場合そうは行かない。多くの人にとって経済は切実な問題である。にもかかわらず正統的経済学の論理はしばしば分かりにくい。ここに、俗流経済評論家の活躍の余地が生まれるわけである。こうした俗流経済評論家の多くは知名度も高くマスコミにおけるアピールも上手いことが常であることから、しばしば大きな力となってしまう。


さらに具合のわるいことに、マクロ経済に影響を与えうる主体というのは政府や官僚、日銀くらいであって、個人や一企業の力でどうにもなるものでもない。個人が経済学を学んでも、限られた人々以外は実地に生かす機会と言うのはまずもってないわけで。


かくして政治の力により経済学の成果の多くは歪められ、世間一般の経済学への不信は高まってしまうわけである。


僕としては、経済学は世間の出来事を解釈するにはなかなか面白い道具だと思っているのだが。


とは言うものの。


理系の研究者がノーベル経済学賞をとったと言う話はあっても、経済学者がフィールズ賞ノーベル物理学賞をとったと言う話は聞いたことが無いので、やはりまだまだ学問としては完成度が高くないのかも知れないですね。


まあ、今でもあんまり状況は変わってないですかね。


でも、とりあえず経済学って面白くないですか?私は面白いと思ってますけど。