陸軍省軍務局と日米開戦・ビジネス書2冊・資産運用本1冊
- 作者: 保阪正康
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1989/06/01
- メディア: 文庫
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ビートたけしが東条役でドラマ化されたそうだが、おそらく退屈なドラマだったと予想される。だって、開戦以前の微妙な外交のやりとりを書いてるのだから、ドラマとして地味すぎる。文章で読むとそれなりに面白いが。
官僚組織の肥大がなし崩し的に日米開戦を不可避にしたという感じ。この本の主人公の石井大佐はそれなりに頑張って日米開戦を回避しようとしているし、その上司の東条首相、武藤軍務局長も東条内閣成立後は日米交渉をなんとかまとめようとしていることはわかるが、そもそもそれ以前に軍部が中国で泥沼の戦争に落ち込んでいるのだからどうにもならない。開戦に至ったのは米国の罠と言えばそうかも知れないが、それにまんまと嵌ったのは当時の日本政府の能力不足を責められても仕方がない。
東条自身は首相になってから悔いるところがあったかも知れないが、時すでに遅しであったと。
効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/12/14
- メディア: 単行本
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読みやすい上に最後にまとめ的なものがあるので、後で思い出すのに役立つだろう。
- 作者: 原尻淳一,小山龍介
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2006/07/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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いろいろと参考になるアイデアはある。上の本と同じく、さらりと読みとおす本。
- 作者: ローラル・ラングマイヤー,逢坂ユリ,白根美保子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/10/10
- メディア: 単行本
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会社辞めてすぐにサンドバギー製造で月5000ドルとか、投資で年利率12%とか、えらく見通しの甘い計画のような気がするんですけど?
確かに、こういう前提なら簡単に億万長者になれるでしょうな。