大暴落1929等
- 作者: ジョン・K・ガルブレイス,村井章子
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2008/09/25
- メディア: 単行本
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言わずと知れた名著。この本の締めの言葉を読むと、80年近くたっても人間のやることに大差はないな、と言う気になる。
長期的にみれば経済を救う措置であっても、現在の安寧と秩序を乱すものであればけっして高く評価されはしない。
そこで、たとえ将来に禍根を残すとしてもいまは何もしないでおこう、ということになる。
こうした姿勢は、共産主義を蝕んだのと同じように資本主義を脅かす。
このような考え方に陥るからこそ、事態が悪化していると知りながら、人はあの言葉を口にするのだ―状況は基本的に健全である、と。
まあ、先読みして動こうとしてもその時はその時で叩かれますからね。
- 作者: 岡崎良介
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2008/02
- メディア: 単行本
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金融政策の転換と相場の転換点との関係を詳しく説明してくれているので、勉強になります。2008年2月頃に出された本で株安円高を予測してるのは方向性としては正しい見方と言っていいが、流石にここまでの下落は予測してなかったらしく、「40%ほどの下落には至らないだろう」というような記述も見えます。でもまあ、それはほとんどの人がそうだろうし。
- 作者: 岩田規久男
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2008/10/01
- メディア: 新書
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景気の見方から財政・金融政策まで、基本的な知識を新書でさらりと読めます。
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2008/06/11
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