まぐれ等
- 作者: ナシーム・ニコラス・タレブ,望月衛
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/02/01
- メディア: 単行本
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大変に面白い本です。この本は、ギリシャの賢者ソロンの戒めで始まり、ソロンの戒めで終わる。
ソロンはこう答えた。
「すべてが満ちたりていた人に不幸が訪れた例はたくさんあります。今、裕福であるからといって思いあがるべきではありませんし、今は裕福でも将来そうでなくなるかもしれないときに、人の裕福さを褒め称えるべきでもありません。将来のことはわかりません。本当にさまざまなことが起こり得るのです。神から一生ずっと幸せだと約束されたのでない限り、幸せであるということはできません」
今現在注目を浴びてる人、羽振りがいい人に過度にのめりこむのはリスクが高い。特に、市場関係のことは。皆様、御用心。
(「となりの億万長者」に対する記述にだけはあまり賛同しないですが。あの本は単に身の丈に合った生活をすることの重要性を説くことが主で、別におかしなことは言ってないと思うのですが)
「まぐれ」で検索すると猿岩石が出てきた。彼らも、番組の企画で受けたのを自分の実力と勘違いした典型ですな・・・・。
- 作者: 柴田孝之
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2006/09/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: 伊藤真
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2006/07/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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知り合いから司法試験受験を勧められたので読んでみた(ロースクールに行かなくても、予備試験を受ける道が将来的にできるらしい)。しかし、今の司法試験制度って本当に迷走してるよな。何がやりたいのかさっぱり分らん。
旧試験制度維持した方がまだマシだったんじゃないかと思う。ロースクールに2,3年無収入で通って確実に法曹になれるわけでもなし、法曹になれても就職難、ではそれこそ家が金持ちの人間しか司法試験を受けることすらできない。職業選択を固定する非常に問題の大きい制度だろう。
こんなどうしようもない制度、何で作ったんだ?大学の教員に大して教育能力がないことなんか分かってたはずなのに。研究者を要請するのと実務家を養成するのは全くの別問題。
このシリーズ面白いですね。
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2002/04/05
- メディア: DVD
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流石はスティーブンキング、と書こうとしたらキングはこの映画には不満だったらしいですな。確かに、タイトルにもなってる息子の能力があまり生かされてなかったですし。それ以外にも原作の設定をだいぶ端折ってるらしい。一回原作も読んでみるか・・・・。
しかし、ジャック・ニコルソンがノリノリだなあ。マジで怖いわ。奥さんが可哀想でした(最後の方は可哀想どころじゃないが)。「カッコーの巣の上で」より迫力があった。