株式投資・アジアパー伝・オーシャンズ11
- 作者: ジェレミー・シーゲル,石川由美子,鍋井里依,林康史,藤野隆太
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2006/07/13
- メディア: 単行本
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読みやすくて面白い。ハードカバーだから躊躇する人も多いと思いますけど。とりあえず、この本を読むとリスクをとり続ける気力が沸いてきます。
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2007/07/13
- メディア: DVD
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実をいうと、「オーシャンズ12」を先に見たのですが、訳が分からなかったので11を見直した。
うーん・・・・。面白くなくはないけど、俳優の豪華さに頼ってないか?
- 作者: 鴨志田穣,西原理恵子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/05/15
- メディア: 文庫
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鴨志田氏が亡くなったと聞いたときは「ああ、あのサイバラの旦那が・・・」と言う感じで、鴨志田氏自身にはそれほど強い印象がなかった。離婚してまた復縁してたとかも知らなかった。
改めて、鴨ちゃんの文を読んでみたけど、本人が言うほど下手ではないと思う。まあ上手くもないんだろうけど、扱ってるネタ自体が強烈なのでひどく面白い。
ハシダ氏との命がけの取材部分も面白いけど、「おともだち」の章がいい。精神を病んだ人にありがちな(と言っていいんだろうか。私も、それほど精神病に詳しいわけではない)もう一人の自分が現れて会話するような感覚。そのもう一人の自分が「おともだち」。
最後の締めが特にいい。
パッと部屋の中が明るくなった気がした。明日はカレーにしよう。それをみんなで食べよう。そう思ったら壁いっぱいのカビも、体中のベトベトも気にならなくなった。何故だか本当に突然涙が出てきて止まらなくなってしまった。おそらく"友達"はもう出てこないだろうな、と少し残念な気もしたが、とにかく涙が出て止まらなかった。
それからもごくまれにではあったが、"友達"の出現は何度かあった。が、それから2年後、ぴたりと現れることはなくなった。
カミさんと出会ってからだった。
「カミさん」であるサイバラはこの文をどう読んだのか。サイバラにしては珍しく、おまけ漫画として文章と関係のある漫画を描いているとこを見ると、一応は文を読んでから漫画を描いたんだろうか。
「今おともだちいるの?」
「うん。左の肩のとことまってる」
「どお元気?」
(うん、げんき)/「あっダメ。話かけちゃ」
それからすぐこなくなったって。私としてはもうすこししゃべってみたかったんだけど。
中島らもの本で、アル中の病人が「頭が吹っ飛んだ。もうだめだ」と言う妄想に苦しめられたときに同じ病室の病人がその妄想に付き合って「頭の破片」を探した、と言う話を読んでちょっと感動したことがあるが、それと似たような感覚を感じる。
精神医学的にはどうなのか知らんが。