夢をみるために毎朝僕は目覚めるのです
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/09/29
- メディア: ペーパーバック
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―今五十九歳ですが、マラソンにはあとどれくらい参加しようと考えていらっしゃいますか。
村上 歩ける限りは、ずっと走るつもりです。僕が墓碑銘に刻んでもらいたいと思っている文句をご存知でしょうか。
―教えてください。
村上 「少なくとも最後まで歩かなかった」墓石にそう刻んでもらいたい。
凡人としては、「少なくとも最後まで止まらなかった」くらいを目指すべきだろうか。
- 作者: 人生戦略会議
- 出版社/メーカー: WAVE出版
- 発売日: 2010/11/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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カネのことを考えるのは卑しいと考える風潮が薄くなってきているのは喜ばしいことだと思う。
バブル世代の人とか、考えが浅いというか、本当に何考えて生きてるのか分からない人もいますしね。われわれロストジェネレーションとしては、ああいう悪い見本は見習いたくないものです。
毎月1回10分チェックで年20%らくらく儲かる 「景気ウォッチャー投資法」入門
- 作者: 野田聖二
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2010/08/26
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- 作者: 齊藤誠
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2010/06/09
- メディア: 新書
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全体的に、精神論くさいのが気になる。明らかにデフレと円高を容認する内容なのが頂けない。
正直、81ページの下記の記述を読んだ時点で読む気をなくした。
大規模な為替介入による円高阻止は、海外勢ができる限り安値で日本の資産を購入するのを手伝ったことになる。海外投資家にとっても、財務相の為替介入はありがたかったと言える。
財務省の介入行為は、このように突き放して見てしまうと、お人よしとも言えるし、ナショナリスティックな心情が買ってしまうと、売国奴ということになるだろう。
偏見かもしれないけど、「売国奴」と言う心情的な言葉を使ってる時点で私としては酷く読みずらい文章になる。これだけじゃなくて、この本は扇動的な言葉が多すぎて胸やけがする。
日本製の円建価格の相対的な低下を「目に見えない円安」という耳慣れないことばで言い換えてるのもよく分からん。価格が下がってるんだから、「海外より国内がデフレ傾向」って言うのが一般的な言い方だと思うんだが。勘ぐれば、第一章では「デフレは問題ではない」と言っているのに第二章以降では「目に見えない円安」を否定しようとしているので言葉をわざとすり替えたようにも見えるのだが・・・・。
そりゃまあ、円安になればいいというもんでもないだろうが、何か、政治的意図が感じられて、すっきり読めない本である。