想像してたのと(えらく)違った作品(文学)
タイトルだけで印象に残ってる本ってありますね。
想像してたのと(えらく)違った作品
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1185527054/
1 名前:1[sage] 投稿日:2007/07/27(金) 18:04:14
痴人の愛→
変態中年男が若い女を調教する話だと思っていたら、
真面目な男が年下の女に振り回される話だった。
町の学校に山奥の少年が転校してくる話だと
思っていたら、又三郎が以外に都会的で繊細な感じだった。
3 名前:吾輩は名無しである 投稿日:2007/07/27(金) 21:31:29
万延元年のフットボール
万延元年にタイムスリップした主人公が
江戸時代の人にフットボールを教える話だと思ってた
実際は万延の一揆と安保をリンクさせた話だった。
4 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:2007/07/27(金) 22:08:52
三四郎→柔道とは何の関係もなかった。
9 名前:吾輩は名無しである 投稿日:2007/07/28(土) 01:02:28
百年の孤独→一人の男が狭い部屋で一生ウジウジしながら小説を書くというヌーボロマン風の小説かと……
思わなかったけどな。
10 名前:吾輩は名無しである 投稿日:2007/07/28(土) 02:51:32
新しい人よ目覚めよ
→
なんか、全然違った
11 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:2007/07/28(土) 09:29:17
銀河鉄道の夜。→
某劇画の影響もあるけど、宇宙旅行というよりは
ファンタジー世界旅行って感じだったな...
12 名前:吾輩は名無しである 投稿日:2007/07/28(土) 23:32:07
伊豆の踊り子→ストリッパーの話じゃないのか
14 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2007/07/29(日) 00:57:51
ノルウェイの森ノルウェイで何すんのかなと思ってたら日本で話が完結してた
15 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう 投稿日:2007/07/29(日) 01:26:02
枕草子
→
セックスについての話だと思ったら大分風流でした
16 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう 投稿日:2007/07/29(日) 02:38:56
十五少年漂流記
→あれは、漂流とはいわない。
17 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう 投稿日:2007/07/29(日) 02:43:02
不思議の国のアリス
→これはもはや童話ではない
18 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう 投稿日:2007/07/29(日) 02:54:42
ガリバー旅行記
→ドラえもん的なビッグライトを浴びせられ、困る話しと思いきや、かなり深ーい話しなのでビックリした。
26 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:2007/08/01(水) 14:00:17
セリーヌの『なしくずしの死』深刻ぶった陰鬱なだけの作品かと思ったら、
ついてないダメ男の七転八倒を愉快に描いた爆笑スラプスティックだった。
27 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:2007/08/02(木) 00:41:15
丸谷才一『たった一人の反乱』。
まともなのが主人公だけで周囲はどいつもこいつも騒動を引き起こすなんて
タイトルからはとても想像できない。
30 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:2007/08/02(木) 02:26:56
『ライ麦畑でつかまえて』
→
どうしても若い男女の恋愛物語しか想像できない。
まあ訳題の問題だろうが...
42 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:2007/08/03(金) 09:53:08
>>30
普通はそう思うわな。
ライ麦畑で若い男女が追いかけっこして「私を捕まえてみて、うふふ」みたいな。
いまだにそう思っている人も多いんじゃないだろうか。
えっ!違うの?
41 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:2007/08/03(金) 01:26:20
グッドバイ自殺直前の陰鬱な感情が吐露されてるかと思いきや
今までの愛人を清算していく喜劇小説だった
49 名前:吾輩は名無しである 投稿日:2007/08/09(木) 19:04:42
「神曲」ベアトリーチェを萌キャラだと思って挑んだらとんだ姉貴肌でした
そんでダンテへたれすぎワラタ煉獄の最後でウェルギリウス先生がいう最後の台詞でナイタ
58 名前:吾輩は名無しである 投稿日:2008/01/26(土) 03:09:56
となり町戦争
→地域復興をかけて町同士が戦争するお笑い系の軽い話だと思ってた
なんか中途半端に重くてがっかり
59 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:2008/01/26(土) 03:38:53
「魔の山」ブロッケン山のような不気味な山で繰り広げられるゴシックロマンスだと思っていたら、
スイスの保養地で結核患者たちが延々と暇つぶしをしてるだけだった。
60 名前:吾輩は名無しである 投稿日:2008/07/01(火) 19:55:22
坊ちゃん生徒が主人公かと思ったら生徒と同レベルの教師が主人公だった
65 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:2008/07/02(水) 00:03:33
大江健三郎 雨木を聴く女たち
叙事詩的なスケールの大きな話かと思ったら変態列伝。
66 名前:吾輩は名無しである 投稿日:2008/07/02(水) 00:12:18
ゴールディング 蠅の王
ハエの話かと思ったら、十五少年漂流記とバトルロワイヤルを足して二で割ったような話だった
67 名前:吾輩は名無しである 投稿日:2008/07/02(水) 00:41:35
トーマス・マン ヴェニスに死す
芸術家を志す青年がヴェニスで志半ばで倒れる話かと思いきや
著名な作家のおじさんがヴェニスで出会った美少年に夢中になって
あげくストーカーになってコレラにかかり倒れる話だったorz
68 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:2008/07/02(水) 00:51:35
はつ恋純愛ものかと思いきや、ドロドロの痴話ものだった。
どう考えても邦題が悪い。
69 名前:吾輩は名無しである 投稿日:2008/07/02(水) 03:13:28
イリアス〜オデュッセイア群がる敵をバッサバッサみたいな単純明朗な英雄活劇かと思ってたが、皆わりとコザカシくて爽快感なし。
オデュッセウスは奸雄だよね。
71 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:2008/07/03(木) 02:02:32
>>69
アーサー王もローランもジークフリートも、いざ読んでみるとイメージと違うもんだ。
ほんとに単純明快なのはギルガメシュくらいだろ。
72 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:2008/07/05(土) 09:00:03
>>71
そうそう。アーサー王やニーベルンゲンの歌はゲームなんかで断片イメージばっかり沢山入ってて、読んだら術数権謀やら痴話沙汰ドロドロでびびったワ。
古典てそういうもんかね。ちまこい心理描写なしの力強い直叙体で、ドロドロw
74 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:2008/08/15(金) 02:38:55
坊ちゃん坊ちゃんが生徒との交流を通じて教師としての自覚に目覚めていく内容かと思ったらその真逆だった。
好きな小説だが、これを推薦図書にする教職員はアホかと思う。
言われてみればそうだな。生徒とは喧嘩ばかりしてるし、最後には教頭に卵ぶつけて教師辞めてるし。